~転倒を防ぐために、私たちが今できること~
年を重ねると誰もが気になるのが「転倒」。
「少しつまずいただけで転んでしまった」
「立ち上がる時にふらっとして怖い」
こんな声を聞いたことはありませんか?
転倒は、骨折や寝たきりにつながる大きなリスク。
だからこそ「筋トレで足腰を鍛えよう」と考える方が多いですが、実は 転倒を防ぐために本当に大事なのは“バランス能力” なんです。
■ 筋力アップだけでは防げない「転倒のメカニズム」
確かに筋肉は大切です。
太ももやお尻、ふくらはぎの筋肉が弱ると、歩く・立つなどの基本動作が不安定になります。
でも、実は 転倒の多くは「バランスを崩した時に立て直せなかった」ことが原因。
つまり、筋力よりも「体の位置を感じて・素早く反応して・重心を戻す力」――これが転倒予防の本当の鍵なんです。
■ 研究でも注目される“バランス能力”
世界の研究でも、「バランスを鍛える運動」が転倒予防に最も効果的だと報告されています。
“バランスに挑戦する運動を続けたグループは、転倒リスクが20%以上減少した。”
(Sherrington C, et al. Br J Sports Med, 2017)
つまり、「筋トレ+バランス訓練」の組み合わせこそが、最も転びにくい身体をつくる方法なのです。
■ バランス能力とは?
バランス能力とは、
- 立った時に身体をまっすぐ保つ力
- 歩く時にふらつかずに重心をコントロールする力
- つまずいた瞬間に立て直す反射的な反応力
などをまとめた“姿勢を保つ総合力”です。
この力が弱まると、筋肉があってもバランスを崩しやすくなり、「ちょっとした段差」で転ぶリスクが高まります。
■ 自宅でできる簡単バランスチェック
お家でも簡単にチェックできます。
次の動作をして、少しでもふらついたら要注意です!
- 片足で10秒立てる?
- 目を閉じて5秒立てる?
- 椅子から立ち上がってすぐ歩ける?
これらが難しい方は、筋力ではなくバランス機能の低下が始まっているかもしれません。
■ バランスを鍛えるにはどうすればいい?
バランスを鍛えるには、単なる筋トレよりも「重心をコントロールする運動」が効果的です。
たとえば――
- 片足立ち
- バランスボードや不安定なマットでの立位
- 椅子からの立ち上がり+方向転換
- 軽いステップ動作や横移動
ただし、バランス訓練は「安全に・正しく」行うことが何より大切。
無理をすると、逆に転倒のリスクが上がってしまいます。
■ 専門家によるサポートで“安全に・確実に”改善
筋力とバランスは密接に関係しており、年齢・体力・姿勢のクセによって、最適なトレーニング方法は人それぞれ違います。
そのため、「どんな運動が自分(もしくは親)に合っているか」を見極めることが大切です。
ここで力を発揮するのが パーソナルトレーニング。
専門トレーナーが、
- バランス能力の現状を測定し
- 安全に行える強度を設定し
- 筋力とバランスの両方を伸ばすプログラムを作成
転倒リスクを減らし、将来の“自立した生活”を支えます。
■ 豊田市で「転ばない身体」をつくるなら Cygnus へ
豊田市のパーソナルジム Cygnus(シグナス) では、
脳科学と運動理論を組み合わせた “姿勢とバランス改善”専門トレーニング を行っています。
「親にずっと元気でいてほしい」
「自分自身の将来のために、今から備えたい」
そんな方にこそ受けてほしい内容です。
今だけ、体験セッションを実施中です。
まずはお気軽にご相談ください。
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■ まとめ
- 筋力アップも大切だが、転倒予防のカギは“バランス能力”
- バランスを鍛えることで、反応力・安定感・安心感が大きく向上
- 安全かつ効果的に続けるには、専門家によるサポートが最短ルート
「転ばない体づくり」は、健康寿命を延ばす第一歩。
今日から、未来の安心を一緒につくっていきましょう。

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