変わる人と変わらない人。その違いとは?


「ジムに通っているのに、なかなか身体が変わらない……」

「治療院に通っているのに、痛みがなかなか改善しない……」

同じジムに通い、同じトレーナーから指導を受けていても、結果が出る人と出ない人がいます。治療院でも同じです。
では、なぜこのような違いが生まれるのでしょうか?

そのヒントは、脳の学習メカニズムにあります。

■ 脳は「自分で考え、行動する」ことで学習する

脳には「出力依存性学習」という考え方があります。
簡単に言うと、情報を受け取るだけでなく、自分で考え、実践し、その結果を確かめることが学習を深めるうえで重要だということです。
例えば、ジムでスクワットを指導されている場面を想像してみてください。

① トレーナーに言われた通りに動く人

② わからないことがあると、すぐに質問する人

③ 自分で試行錯誤し、それでもわからなければ質問する人

この3人のうち、③の人は、自分の身体の感覚を確かめながら、動き方を修正しています。
つまり、ただ指導を受けるだけでなく、自ら学習する機会を作っているのです。

「自分で考える → 実践する → 振り返る → 修正する」

このサイクルを繰り返すことが、身体の使い方を身につけることにつながります。

■ 治療院でも同じことが起きている

治療院に通う場合も、考え方は同じです。
施術を受けて身体が楽になっても、日常生活で同じ状態を繰り返してしまうことがあります。
そんなとき、施術を受けるだけで終わらせるのではなく、

「なぜ、ここに痛みを感じるのだろう?」

「普段の姿勢や身体の使い方と関係があるのだろうか?」

「日常生活で何を意識すればいいのだろう?」

と、自分の身体について考えてみる。
そして、セラピストに質問し、教えてもらった運動や対策を実践してみる。
こうした取り組みが、自分の身体への理解を深め、状態を維持・改善していく力につながります。
※痛みの原因はさまざまです。自己判断で決めつけず、専門家に相談することも大切です。

■ 身体を変えるのは、自分自身

ジムや治療院に通うことは、身体を変えるための大切な一歩です。
しかし、本当に大切なのは、そこで得た知識や経験を日常生活でどう活用するかではないでしょうか。
トレーナーやセラピストは、身体を変えるためのサポートをしてくれる存在です。
そのサポートを最大限に活かすためにも、自分自身で考え、行動することが重要です。
もちろん、最初から正解がわからなくても構いません。試行錯誤し、必要なときには専門家の力を借りながら、一つずつ実践していけばいいのです。

「誰かに変えてもらう」から「自分で変わっていく」へ。

この意識の違いが、日々の行動を変え、やがて身体の変化にもつながっていくのではないでしょうか。


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